「iPhone 13」シリーズはどこが進化した？　iPhone 12シリーズと比較

Appleが「iPhone 13」シリーズ発表！

先日、Apple社が人気のiPhoneシリーズ最新作となる「iPhone 13」シリーズを発表しました。
「13」はアメリカでは良いイメージのない数字のため避けるのでは？という予測もありましたが、前作のiPhone 12から一つ増えた数字となりました。
iPhone 13のラインアップは「iPhone 13」「iPhone 13 mini」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」の合計四機種です。
昨年2020年に発売された「iPhone 12」シリーズの4機種がそのまま正統進化したモデルとなりました。

マイナーチェンジ的な進化！？iPhone 13の特徴は？

シリーズの新たなモデル「mini」の新登場や、iPhoneシリーズでは初となる5GやMagSafeへの対応などなど、
新しいトピックの多かったiPhone 12シリーズに比べると、最新作のiPhone 13シリーズは「マイナーバージョンアップ」という印象が強くなっています。
それでは、iPhone 13シリーズは以前のiPhone 12シリーズから何が変わったのでしょうか？
ここからは機能やスペックについて、あらためて比較していきます。

iPhone 13シリーズとiPhone 12シリーズ、共通の違いは？

　まず、iPhone 13とiPhone 12シリーズで共通する違いを確認していきましょう。

□iPhone 13とiPhone 12のサイズやデザインはほぼ同じ！

iPhone 13シリーズは側面のスクエアなデザインもiPhone 12シリーズを継承して、パッと見ても12と13では判別が付きにくいほどです。
幅と高さのサイズも変わっておらず、奥行きだけは全四期種ともに、それぞれ前作から0.25mm厚くなっています。

最大の違いはカラーです。iPhone 13/13 miniは新色としてピンクを新採用しました。
そしてiPhone 13 Pro/13 Pro MaxではiPhone 12 Pro/12 Pro Maxのパシフィックブルーより淡い「シエラブルー」が新色として採用されました。

□ノッチのサイズは20％も縮小！

iPhone X以降、顔認証のFace IDに対応したモデルのiPhoneは、前面TrueDepthカメラがドットプロジェクターや赤外線カメラ、投光イルミネータなどたくさんのパーツを搭載する関係で大きなノッチが設けられていました。
しかし、最新のiPhone 13シリーズではTrueDepthカメラシステムが再設計されてノッチは20％小さくなりました。
ノッチ自体は残りましたが、表示領域は増加しています。

□「Touch ID」は採用されず

最新作iPhone 13シリーズにおける生体認証は、iPhone 12シリーズと同じFace IDのみとなりました。
指紋認証「Touch ID」は側面ボタンに搭載するか、ディスプレイの中に内蔵させる選択肢があると噂されてきましたが、今回もお預けとなっています。

□外部接続端子はLightning

外部接続端子はiPadの一部機種、最新機種のようにUSB Type-Cを採用することはなく、お馴染みLightningを継続することになりました。

□プロセッサは「A15 Bionic」へと進化

iPhone 13シリーズのプロセッサは12のA14 BionicからA15 Bionicへとバージョンアップ、
二つの新しい高性能コアと四つの新しい高効率コアを持つCPUを搭載しています。
Neural Engineも高速化され、1秒間あたりの最大演算処理はA14 Bionicの毎秒11兆回から15.8兆回へと向上しました。
また、ISP（※画像信号プロセッサ）はノイズ低減とトーンマッピングが強化されています。

□「フォトグラフスタイル」「シネマティックモード」搭載

iPhone 13シリーズ全4モデルともにカメラの新機能として「フォトグラフスタイル」と「シネマティックモード」を搭載しています。
また、スマートHDRはiPhone 12シリーズの「3」から「4」へとバージョンアップしました。

フォトグラフスタイルはマルチフレーム画像処理を活用して、自分好みの画質へと調整しながらの撮影ができます。
フィルター機能とは異なり、顔のトーンはそのまま維持しながら背景のみを調整するといった高度な操作もできるようになりました。

シネマティックモードは動画撮影をする際に被写体がフレームに入るタイミングを予測して、自動的にフォーカスを合わせるほか、
撮影後にもフォーカスを変えたり、ピンボケのレベルを調整したりもできます。

□国内4キャリアがiPhone 13を取り扱い！

iPhone 12シリーズの発売当初は、NTTdocomo、KDDI、ソフトバンクの主要3キャリアが取り扱っており、楽天モバイルは3キャリアから遅れて2021年4月からの取り扱いとなりましたが、今回のiPhone 13シリーズでは楽天モバイルも最初から取り扱っています。

□5Gはミリ波には非対応

iPhone 13シリーズ国内モデルは5Gのミリ波には非対応、5GはSub-6のみをサポートしています。

□デュアルeSIMへと対応

iPhone 12と同じくnanoSIMとeSIMのデュアルSIMに対応、さらにiPhone 13シリーズでは2つのeSIMを利用可能な「デュアルeSIM」にも対応。
国内でも主要4キャリアを中心としてeSIMのサービスが増加していますが、iPhone 13ならばメイン回線もサブ回線もeSIMで運用できます。

iPhone 13/13 miniとiPhone 12/12 miniの違いは？

　iPhone 13/13 miniのディスプレイ輝度（※標準）は、12/12 miniの625ニトから800ニトへと向上しており、より明るい表示が可能になりました。
しかし、バッテリー駆動時間はiPhone 13/13 miniでは伸びています。
Apple社によるとiPhone 13はiPhone 12よりも1日に最大2時間半長く、iPhone 13 miniはiPhone 12 miniよりも1日に最大1時間半長く使えるそうです。

iPhone 13/13 miniのカメラは12と同じく広角と超広角の2眼構成。画素数やF値などスペックはそのままですが、
二つのレンズが対角線上に並ぶように斜めの配置となって、12よりもより大きなセンサーを採用することで、実に47％もの光を多く取り込めるようになりました。
また、iPhone 12シリーズではProモデルにしか搭載されていなかったセンサーシフトの光学式手ブレ補正を、iPhone 13/13 miniは搭載しています。

ストレージの容量はiPhone 12シリーズでの64GB、128GB、256GBからiPhone 13シリーズでは128GB、256GB、512GBに増量されました。
しかし増量した分は比例して価格も上がり、512GBは12万円台～、同じ256GBモデルでもiPhone 13/13 miniの方が6000円～1万1000円高くなっていますが、iPhone 12発売時の値段よりも128GBと256GBのモデルは安くなっています。

□最新iPhone 13オリジナルケースはヨツバ印刷にお任せ！

弊社では最新iPhoneのオリジナルケースを他社に先駆けて販売中！
新機種をご予約された方はぜひ弊社ホームページへ遊びにきてくださいね！