キャラクターの入ったオリジナルスマホケースの作り方を紹介します！

キャラクターの入ったオリジナルスマホケースの作り方を紹介します！

「キャラクターの入った独特なスマホケースを作りたい」
こう思っている方は多いでしょう。
好きなキャラクターのケースであれば、使うのがより楽しくなりそうですね。
しかし、著作権について注意が必要です。
そこで今回は、著作権に加え、オリジナルスマホケースを作るときの注意点や作り方についてご紹介します。

著作権について

著作権とは、音楽、絵画、小説、脚本、映画、写真など、感情や思想を創作的に表現した著作物に対する様々な権利を1つにまとめたものを指します。

著作権に対する権利には、複製権、上映権、演奏権、上演権、二次的著作物の利用に関する権利が含まれています。
二次的著作物の利用に関する権利とは、第三者が既存の著作物を翻訳、編集、変形、脚色する際に、それを許可したり禁止したりする権利のことです。

キャラクターも著作権の対象であるため、販売目的で勝手に使うことは許されていません。
使用する場合、著作権を有する人や団体に対して使用料を払う必要があります。

しかし、著作権法では、制作した本人が使ったり、家庭内で個人的に使ったりする場合、著作者からの許可を得なくても良いとされています。
つまり、私的利用の範囲内である場合は、キャラクターをスマホケースに使用可能なのです。

オリジナルスマホケースを作るときの注意点とは？

オリジナルスマホケースを作るときに、自分が作ったキャラクターをデザインとして使いたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここでは、自分だけのキャラクターを使う上で注意しておきたいケースを3つご紹介します。

1つ目は、アイデアが既存のキャラクターと被った場合です。
自分だけのキャラクターを作ることを目指し、自分のアイデアで作ったにもかかわらず、既存のキャラクターとかなり似たものになってしまったとします。
それによって、既存のキャラクターの利益を損害した事実があった場合、その著作者から損害賠償を請求される可能性があります。

2つ目は、既存のキャラクターを見ることで、アイデアが浮かんだ場合です。
元々存在するキャラクターを見ることをきっかけに、このようなキャラクターがいればかわいいのではないか、かっこいいのではないかと思いつくこともあるかもしれません。
この場合、既存のキャラクター自体を真似して作ったわけではないため、著作権侵害や作成にあたっての影響はありません。

3つ目は、誰もが思いつくようなデザインであった場合です。
元々あるデザインを参考にして独自のものを作る際、別のものを作ったつもりでも完成後のデザインが結局元々あるデザインと似ているということがあります。

しかし、そのデザインが誰もが思いつくようなものであれば、著作権侵害にはなりません。
普段の生活でもよく見られるようなデザインは、特殊なものではない限り使用しても問題ありません。
キャラクターではありませんが、デザインの例を挙げると、千鳥柄やドット柄などがあります。

オリジナルスマホケースの作り方とは？

ここでは、オリジナルスマホケースの作り方を3つご紹介します。

1つ目は、プラスチック板を利用して作る方法です。
クリアケースと透明なプラスチック板を使います。
自分が持っているスマホに合うケースよりも少し大きめになるように、プラスチック板を切ります。
このプラスチック板にケースを当てて、ペンでカメラの穴をなぞります。

次に、好きなキャラクターをプリントした紙の上にプラスチック板をのせ、紙を切り取ります。
このとき、カメラの穴を基準にして、キャラクターがうまく収まるように位置を決めましょう。
最後に、ケースの内側に切り取った紙をはめれば完成です。

2つ目は、キャラクターのみを切り取る方法です。
1つ目の方法では、背景込みのキャラクターがクリアケース全体を覆う形になっていますが、この方法では、背景はケースに入れません。

キャラクターの画像をプリントする際に、キャラクター部分がケースのサイズより大きくなってしまわないように注意してください。
ケースのサイズに収めるためにキャラクターを切ってしまわないといけなくなるため、画像サイズはしっかり調整しておきましょう。
カッターで背景部分を切り取って、ケースに入れれば完成です。

3つ目は、テンプレートを利用する方法です。
この方法では、専用のアプリを使って、キャラクターの画像をスマホに保存します。
プリントしたときに粗が出るのを防ぐため、画像は少しでも画質が良いものを選択しましょう。

アプリに画像を取り込み、自分のスマホに合うテンプレートを選びます。
画像の上に表示されるテンプレートを動かすことにより、好きな位置に合わせてください。
Wi-Fiで同期しているプリンターを使ってプリントし、クリアケースに入れて完成です。

専用のアプリの中には文字を入れる機能があるものも存在するため、文字を入れることで、より自分好みのケースに仕上げられます。