iPhone、Android、中古スマホを選ぶ時の注意点は？

中古のスマホを購入する際の注意点は？

近年、iPhoneシリーズをはじめとしてスマートフォンの価格は高騰しており、
10万円を超える機種も珍しくなくなっています。フラッグシップモデルでストレージも最大のものを選ぶと15万円を超えるなんてケースもありますし、
「スマホにそこまでお金はかけたくない」
「二年だけ使うのに高価な新品スマホはちょっと」
とお考えの方も多いかと思います。
そうなると、中古でスマホを手に入れるのも経済的ですよね！
また、メルカリなどでは新機種が安く販売されていることもありますし、たとえ数年前のスマホでもまだまだ使えるものも少なくありません。
しかし、中古のスマホにはデメリットもあります。
今日の記事では中古スマホを選ぶ際のポイントについて解説していきますので、中古スマホを購入しようとお考えの方はぜひ参考にしてくださいね！

中古スマホ　赤ロムには注意！

中古スマホを購入する際にはぜひ覚えておきたいことがあります。
それは白ロムと赤ロムの存在です。みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか？
簡単に説明すると、白ロムとはすべての情報が消去された、SIMカードが入っていないスマホ端末のことです。
中古スマホを購入する時には必ず「白ロム」であるかどうかを確認してから購入するようにしましょう。

問題となるのは「赤ロム」です。
なぜ、中古スマホを選ぶ際に赤ロムに注意すべきなのかと言うと、赤ロムの場合はSIMカードを挿しても利用できないからです。
赤ロムはネットワーク利用制限がかけられている端末を指しますので、
誤って赤ロムを購入してしまったら「使えないスマホ」を買ってしまったということになりますので、無駄な買い物をしたということに繋がります。
中古スマホを販売している店舗の中には比較的新しい機種で見た目も綺麗なのに不自然なほど安く販売しているところもあります。
そういった場合は、赤ロムの可能性が高いことを覚えておいてくださいね。
基本的には発売から年数があまり経っていない機種は高額であるという認識で問題ありません。
発売から半年〜一年未満で格安になっているものは赤ロムである可能性があります。

保証が利かないことの多い中古スマホ

中古スマホの注意点の中でも、保証が利かないということは重要です。

中古スマホは例外もありますが基本的には発売から年単位で経過しているものが大半です。
そのため、メーカーの保証期間を過ぎてしまった機種が多いので、故障した際には保証がききません。
稀に保証期間が残っている機種もあるにはありますが、どうしても割高になる傾向があります。
故障した場合、もちろん実費で修理することは可能ですが、中古スマホの修理にお金がかかるのは「安いから新品よりも中古スマホを選んだ」という方にとっては、
本末転倒になりかねません。
後悔をしないよう、中古スマホの購入前にしっかりと保証の有無については問い合わせておくことをお勧めします。
店舗によっては購入後一ヶ月など独自の保証をしてくれるところもあります。
意外と購入後に故障してしまってから保証がないことに初めて気づく方もおられるようです。

□SIMカードの種類をしっかりと確認しよう

「SIMカードの種類」については注意が必要です。
知らない人も非常に多いのですが、SIMカードには3種類があります。
「標準SIM」、「microSIM」、「nanoSIM」の3種類で、
当然SIMカードの種類が違えば使用することはできません。
中古スマホとあなたが所持しているSIMカードは対応しているかどうか、しっかり事前に確認しておきましょう。
店舗で購入する場合には、事前に確認をしてくれるところもあります。

中古スマホのメリットは？

ここまでは中古スマホの注意点を並べてきましたが、もちろん中古スマホには大きなメリットもあります。
中古スマホならではのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか？
ここからは、どういったメリットがあるのかを見ていきます。

□コスパが高いので金銭負担が減る

スマホを乗り換えることを「MNP」と言います。
以前は同じキャリア間の機種変更しかできませんでしたが、近年ではauとdocomoのようにキャリアが違ったとしても機種変更を簡単にすることができるようになりました。
しかし、キャリアが異なる場合でも、同じキャリアの場合でも機種変更の料金は上がっているのも事実です。
スマホが主流となるガラケーの時代は１万円以下で気軽に機種変更が出来ていたのに、
今では数万円がかかるようになっているのです。
しかし、中古スマホを上手く使うことでこうした金銭的負担は抑えることができます。
販売年数にさえこだわらなければ十分に使えて１万円以下で販売されている機種も多くあります。
ただし、先述したように白ロムなのかどうかは確認しておかないと、無駄な出費に繋がりますので気をつけましょう。
スマホの機種変更の際には分割払いを選ぶ方がほとんどです。
新品のスマホは価格が高く、10万円以上の機種もざらにあります。
分割払いにすれば毎月の金銭的負担は軽減しますが、当然月額料金は上がってしまいます。
中古スマホならば支払いは1回だけで済むので月額料金が年単位で増えてしまう心配がありません。
最新機種、最新機能にこだわる人に中古スマホは不向きですが、特にこだわりがないような方にとっては、
中古スマホの方が得が大きいことはよくあります。

□中古スマホならば機種選びの幅が広がる

スマホは1年、2年の型落ちならば、販売当初よりも安い金額で購入することができるものがほとんどです。
中古スマホ市場では型落ちの機種が多いので、機種選びの幅は大きく広がります。
メーカーが販売停止にしている機種でも中古市場に出回っていたら購入が可能ですし、
長く使っているスマホで、気に入っていて同じものが欲しいという場合にも、中古ならば入手できる可能性は高くなります。

□ニーズに合わせ使い分けられる

複数台のスマホを持っている個人の方もいまや珍しくありません。
仕事用、プライベート用など使い分けている方も多いからです。
こうした使い分けをするにも、全てを新品購入していると費用が大きくなりますし、
勿体無いですよね。そのため、複数台のスマホを使いたい方にこそ、中古スマホはおすすめできます。
SNS用、ゲーム用、読書用など特定のアプリを使用するために複数台のスマホを使用している方もおられます。
特にゲームは熱中している時に着信があると集中できませんので、
専用のスマホを使用されている方も多いでしょう。

まとめ

機種変更したい時には気軽に行える中古スマホは魅力的です。
以前はキャリアによる二年契約などの縛りがあり、契約期間が終わらないことにはスマホが故障しても機種変更を出来ない、なんてことも多かったのですが、
中古スマホならばいつでも機種変更ができます。
近年はお仕事、プライベートにスマホがないと生活が成り立たない方もたくさんおられます。
生活の中にスマホは大きく溶け込んでいるからこそ、故障してもすぐ買い替えられる中古スマホは大きなメリットとなるのではないでしょうか。
ヨツバ印刷では中古市場で人気の旧機種でもほぼ全機種対応でオリジナルケースを制作可能ですので、
ぜひお気に入りのスマホを見つけたら素敵なケースと共に、大事に使ってみてくださいね！