モバイルバッテリーとは？使い方と基礎知識は？

スマホやタブレットユーザーのマストアイテム！？モバイルバッテリー

みなさまがお使いのスマホやタブレットのバッテリー残量が少なくなってきたら、コンセントに充電器を挿して充電を行いますよね。
そしてご自宅など室内であればコンセントがかんたんに確保できますが、外出先や野外ではなかなか使えるコンセントがありません。
スマートフォンはお仕事の連絡やスケジュールの確認、その他にも地図アプリの起動、SNS、各種アプリの使用、キャッシュレス決済、交通機関カードアプリの利用など、年々その利便性を増してきておりますので、充電が切れてしまうと公私に大きな問題が生じてしまうという方も少なくないでしょう。
なんとしても避けたいスマホの充電切れですが、そういった時に便利なのが「モバイルバッテリー」という小型の充電器です。
少し前までは「携帯型充電器」などとも呼ばれていましたが、今は機能もさまざまに進化して「モバイルバッテリー」という呼び名が一般的になっています。
そして、昔は使い捨ての乾電池を使ってスマホの充電をしていましたが、現在のモバイルバッテリーのほとんどは再充電をすることが可能で、
繰り返し使用できるとてもエコな地球に優しい商品です。
海外ではモバイルバッテリーのことを「POWERE-BANK（パワーバンク）」などと呼びますが、ここ日本では「モバイルバッテリー」という呼び名が広く定着しています。

モバイルバッテリーの使用方法は？

モバイルバッテリーのメーカーや製品によって多少の相違はありますが、モバイルバッテリーの使い方はとてもシンプルです。
基本的には、以下の3つをしっかりと覚えておけば、スマホやタブレットその他のUSB充電機器をかんたんに充電することができます。

□IN/Input/入力モバイルバッテリーを充電するために使うケーブルの差込口
□OUT/Output/出力スマホやタプレット、その他のUSB充電機器に充電するためのケーブルの差込口
□電源スマホ、タブレットへの充電を開始する＆モバイルバッテリーの残量を表示する
※差込口は大きさが異なりますので、ケーブルのコネクタが入るように接続してくださいね。
よほどの粗悪品でない限りは逆流することなどはありませんが、取扱説明書をしっかりと読んでからご使用ください。

モバイルバッテリーの寿命って？

ガラケーやスマートフォンを長年使い続けていると、「いつの間にかバッテリーの減りが早くなってしまった」とか「充電自体がされなくなった」といった経験はありませんか？こうしたケースの多くはバッテリーの劣化によるもので、これを一般的には「バッテリー寿命」と呼んでいます。
スマホによってはバッテリーが劣化すると注意の表示が出てきますが、
モバイルバッテリーもスマホなどと同じようにバッテリー寿命がありますので、スマホのバッテリー同様に経年劣化していきます。
どのくらいまで機器を使えるのか？という目安としては「繰返し充電回数」や「充電サイクル回数」などの表記がされています。
スマホ、モバイルバッテリーは一般的には500回ほどですが、パナソニックのように2000回という飛び抜けた数字を出しているメーカーも存在します。
「繰り返し充電回数」とは、空っぽの状態からフル充電した回数を1回としてカウントします。
そのためスマホのバッテリー残量ゼロ→充電器でフル充電というサイクルを毎日繰り返したとしても、理論値によると1年半以上はもつということになります。
しかし、充電環境などによっては劣化の速さは異なってきますので、こうした数値はあくまでも目安となります。

モバイルバッテリーの容量とは？

モバイルバッテリーのパッケージには「10000mAh」といった見慣れない単位の表記があります。
これはかんたんに説明すると、モバイルバッテリーの容量がどのくらいであるかを数値化したものです。
たとえば10000mAhの容量ではiPhoneを3～4回フル充電可能、というのが目安になります。
※スマホの機種によりバッテリーの容量は異なりますし劣化具合も影響しますので、フル充電回数はあくまで目安です。

急速充電って？

モバイルバッテリのパッケージや説明文などによく記載されている「急速充電」という言葉の意味について説明します。
読んだままですが、スマホをとにかく早く充電したい時に重宝するのが「急速充電」です。

□モバイルバッテリーでガジェットを同時充電

モバイルバッテリーの種類によっては、パッケージや説明書などに「〜台同時充電」という記載がみられます。
これはモバイルバッテリーの出力差込口の数により、同時充電できる台数を意味しています。
「2台同時」が一般的なモバイルバッテリーですが、なかには「スマホ3台」や「スマホ2台+タブレット1台」といった3台同時充電に対応したモバイルバッテリーもあります。この同時充電は便利ですが、充電速度が遅くなってしまいますのでご注意ください。