難しいイメージ?アクリルグッズに欠かせない解像度について!

難しいイメージ?アクリルグッズに欠かせない解像度について!

「アクリルグッズを作りたいが解像度が難しい」
「アクリルグッズを作る際に欠かせない解像度について詳しく知りたい」

と、お考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今回は、アクリルグッズを作る際に欠かせない解像度について、ご紹介します。

解像度とは

解像度とは

解像度とは、パソコンなどのディスプレイに表示される画像における画素の密度を表しています。
分かりやすく言い換えると、「画像を表現する格子の細かさ」です。

解像度の種類

・相対解像度
相対解像度とは、画像の大きさをdpiで表したものです。
1インチの間にいくつのピクセルがあるかを数値で表しています。
主に作成した画像やイラストデータを印刷する場合やスキャナーでスキャンした画像を印刷する場合に使用します。

・絶対解像度
絶対解像度とは、ディスプレイ上に表示する画像をpx(ピクセル)で表したものです。
ピクセルとは、デジタル画像の最小単位のことです。
デジタル画像を限界まで拡大すると一つ一つの点で構成されており、そのドットに色情報を追加したものがピクセルです。
ディスプレイの大きさを表す単位としても使用されます。

解像度の単位

解像度の単位はほとんどが「dpi」で表現されます。
「dpi」はドット・パー・インチの略で、1インチの幅の間にどれだけのドットを表現できるかを表します。
1平方インチではなく、1インチの間なので注意しましょう。

印刷デザイン・入稿データ作成時のポイント

レイヤーを分ける

レイヤーは、カットライン・白おさえ・デザインデータがそれぞれ別になっている必要があります。

デザインの境界線ははっきり

印刷したいイラストやロゴの境界線がぼやけていることやグラデーションが起こると、白おさえの際に手間となる可能性があります。
そのため、データを作成する際はなるべく境界がはっきりしているデータにしましょう。

デザインは背景を透過してから作成・保存する

背景が白以外の場合、その部分まで印刷されてしまうため、背景からイラストを切り抜いた状態で入稿しましょう。

画像解像度を350dpi以上に調節する

解像度の数値が大きいほど、高精細です。
解像度が十分でない場合は印刷した時にぼやけるため、注意しましょう。

アクリルグッズのデータ作成方法について

テンプレートをダウンロード

表面デザインレイヤーにデザインを配置

カットパスを作成

カットパスを作成する際の注意点です。
・カットパスはレイアウトと別レイヤーにする
・フチなし印刷はできないため、カットパスは絵柄の輪郭より2ミリメートル以上離す
・パスは閉じられている必要がある
・スタイライズの角丸はカットに反映されない

白ベタを作成

・白ベタレイヤーには黒ベタにて作成する
・部分的な白ベタ印刷は可能だが、仕上がりがぼやけた感じになるので注意しましょう

裏面デザインレイヤーにデザインを配置(両面印刷の場合)

裏面印刷においての注意点です。
・テンプレートに対して斜めにデザインを配置する際は水平か垂直に反転する
・微妙な回転のズレに注意しましょう
・裏面は印刷面となるため、表面とは色の見え方が異なる
・デザインによっては表面が透けてしまう場合がある

アクリルグッズの印刷について

印刷方法

UVインクジェット印刷方法(紫外線を照射することで硬化するインキを使用した印刷方法)で印刷します。
高品質のフルカラー印刷なので、大切な思い出の写真も再現度が高く細かい部分まできれいに印刷できます。

データ作成する際の注意点

・印刷対応が可能な表現と不可能な表現
白色要素を半透明・ぼかしなどの表現はできません。
また、パス抜き画像のぼかし・半透明はモニター上の表現と異なる仕上がりになるため、対応不可です。

・細かいズレに関して
印刷機に設置する際の作業はすべて手作業です。
そのため、わずかな印刷ズレが生じる場合があります。
1ミリメートル以内の印刷ズレは許容範囲内として、返品や刷り直しの対象外ですので、注意しましょう。

・著作権や肖像権について
当社が著作権や肖像権の侵害の可能性があると判断した場合、注文をキャンセルする場合があります。
しっかりと確認した上で画像を選びましょう。

解像度などのデータに関して

・Adobe illustrator 形式のみ受付可能です。
・illustratorのバージョンは Creative Cloud まで対応。
・文字(フォント)は必ずアウトライン処理を行いましょう。
・画像を使用した場合、「埋め込み画像」「リンク画像」どちらかで配置しましょう。
・「リンク画像」は、illustratorファイルとリンク画像は、同じフォルダ内に同梱しましょう。
・画像の解像度は原則的にデータチェック対象外です。

まとめ

今回は、アクリルグッズを作る際に欠かせない解像度について、ご紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

当社は、スマートフォングッズ・モバイルバッテリー・充電・アクリルグッズ・カードケース・アクセサリーなど多数の商品を取り扱っております。
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