iphoneの有機elは目に優しい?どんなメリットがあるのか解説!

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iphoneの有機elは目に優しい?どんなメリットがあるのか解説!

最近はスマホが普及し、私たちの生活になくてはならない存在になりました。
長時間スマホを使用することや暗い場所でスマホを使用することは目に負担をかけてしまいます。
この記事ではiPhoneの有機elは目にやさしいのか解説します。
普段からスマホを頻繁に使用する方は是非ご参考にしていただけると幸いです。

iPhoneのディスプレイタイプについて

LCD(液晶ディスプレイ)とは

iPhoneのディスプレイには、基本的に2種類存在します。
1つ目は「LCD」と呼ばれる液晶ディスプレイのことです。
説明をわかりやすくするためにLCDを機能させる要素の2つを見てみましょう。

1つ目がピクセルです。
このピクセルによって画面上に表示される色を決定します。
ピクセルには、3つのサブピクセルが存在します。
赤が1つ、緑が1つ、青が1つです。

それぞれの色が強弱を変えることにより、色を表現します。
これらの組み合わせにより、YouTubeの動画や、写真を見るときの画像が作成されます。

2つ目の要素としてバックライトがあります。
バックライトはピクセルの後ろにあるパネルのことで、後ろから光を当てることにより、自分が見たいものを表示してくれます。

ディスプレイの明るさを偏光するときは、このバックライトを調節しています。
バックライトはディスプレイ全体をカバーしており、1つの電球の様な存在です。
一部を明るく、暗くというのはできません。

OLED(有機elディスプレイ)とは

iPhoneのディスプレイのもう1つは「OLED」です。
OLEDとは有機発光ダイオードの略です。
上記で説明したLCDとの根本的な違いは、OLEDパネルにはバックライトがないことです。
バックライトの代わりに、ピクセル自体が発光します。

これにより、精密な画像が得られるというメリットがあります。
周り全てのピクセルも一緒に照らすバックライトがなく、各ピクセルが即率しています。

最近では任天堂スイッチなども有機elの商品が発売されました。
OLEDの最大のメリットはピクセル自体をオフにできるため、明るい画像と暗い画像のコントラストが際立つことです。
特に暗い場所で見ている際は、画面がよりきれいに見えます。

有機elと液晶のブルーライトには差があるのか

最近の有機elと液晶を比較すると、ブルーライトの比率にほとんど違いはありません。
現在様々な機種が販売されているので正確には説明できませんが、技術の方向性としては同じ方向を進んでいることは間違いありません。

技術の方向性としては、「ディスプレイの広色域化」というものがあります。
それにより、赤、青、緑の光のスペクトル幅を狭くする研究が進められています。

これにより、有機elと液晶スペクトルは似たようなスペクトルになり、違いが最小限に抑えられています。
現時点では完全一致するところまでは至っていませんが、液晶では従来の「黄色蛍光体+青色LED」ではなく「量子ドット+青色LED」が主流となっています。
またブルーライトの比率は下がっています。

有機elと液晶の両方で、夜間の視聴用に色調を調節し、ブルーライトを減らす設定も可能になりました。
ブルーライトだけでは有機elの方が液晶よりも目にやさしいという結論には至らないことがわかります。

有機ELディスプレイのメリットを解説します

1つ目は、高コントラストで黒色がきれいに映ることです。
有機elディスプレイは、液晶ディスプレイに比べて繊細で綺麗だといわれています。
特に、黒色の表現が単発で発光することで顕著に綺麗さが表れます。
黒の表現が綺麗になることで他の色との区別がつきやすくなるため、繊細で鮮やかな色彩になります。

2つ目は、省電力であることです。
有機elの場合、黒色は電力を消費しません。
これにより省電力になります。

iPhoneでは、最近「ダークモード」の設定ができるようになりました。
これは有機elディスプレイの特性を活かしてより黒を増やし、省電力を図っているとされています。

3つ目は、軽量化、薄型化が可能になったことです。
バックライトを発光させる液晶ディスプレイと比べて単体で発光するため、その分薄型化が期待できます。
これによりディスプレイ自体の重さが減るため、端末の軽量化につながるということです。

4つ目は、曲げられるということです。
最近は折り畳みスマホというものが登場しました。
これは、ディスプレイ基盤をアクリルなどに変えられるという有機elの特性によるものです。
これにより、今のスマホの形の常識がなくなるほど、多種多様なデザインが登場するかもしれません。

5つ目は、応答速度が速くなることです。
タッチした際の応答速度が、有機elディスプレイのほうが液晶ディスプレイに比べて速いことがわかっています。
特に、スマホゲームを快適に楽しみたい人におすすめです。

まとめ

この記事では有機elの特徴、メリットについて紹介しました。
有機elはバックライトがない代わりにピクセル自体が発光するという特徴があります。
これが軽量化や薄型化というメリットにつながっています。
有機elの商品を手に取って魅力を感じてみてください。

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